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歌・ダンスから握手・会話へ。変わってきたアイドルのサービス


接触イベントの台頭


会いに行けるアイドルとしてAKBが台頭して5、6年経ちましたが、AKB以外のどのグループにおいても「接触」と呼ばれるイベントが多数行われるようになりました。

つまりは握手会、サイン会、チェキ会など歌やダンスの披露はなく、アイドルとヲタが会話・交流できる機会が増加してきたということです。

第一回にも書きましたがアイドルを好きになるタイミングはそのグループの歌やダンスを見てというのがほとんどだと思います。何も知らないアイドルの個別握手会にいきなり行く人は稀でしょう。みんな最初は歌がダンスが、ライブが好きだったはずです、もちろん好きなメンバーはいるんですが、その子を見ることが目的だったはずでお話することが目的だったでしょうか。

ただヲタ活をしていると次第に接触イベントに参加する機会が増え、そこに重きを置くようになってしまいます。このツイートなんてまさに当てはまりそうです。



運営側もそこにつけ込み施設や設営が極めて軽いものでよく、リハすら必要のない握手会を連発するようになります。握手券はCDに付属するので対外的な指標となるCD売上枚数の増加もできます。

果たしてこれが理想の形なのかと考えるのは非常に大事なことだと思います。

接触が本当にあなたの求めていることなんですか?


人の好みは人それぞれですから、一概に 接触が好きなやつは悪だとは言えないのですが僕は「だったら風俗に行けばいいじゃん」という気持ちをどうしても打ち消せないんですよね。お金出して女の子と話すんだから同じじゃないですか。

いや違うよ、風俗の女の子はアイドルじゃねえじゃんと言われても、歌も歌わない、踊らないで黙々と握手してる女の子なんてそれこそアイドルじゃないでしょ、としか思えないんですよ。ライブがどれだけ楽しくても、歌がどれだけ魅力的でも握手会の対応一つで優劣が逆転してしまう世界ってすごい危険だと思ういます。良いモノが良いモノとして成り立たなくなってしまう怖さがあります。

なぜ握手が好きなのでしょうか。 好きなメンバーが「みなさん握手するのが好きみたいなのでもうライブやめて握手し続けます」と言ったらどうでしょうか。多分、だったらもういいよってなるんじゃないでしょうか。みんな絶対に接触以外の魅力に気づいてるんですよ、だってその接触以外の魅力で好きになってきたんだから。

それでもライブより握手だって人もいるだろうしそれならそれで正解なんです。重要なのは自分は何が好きで何に魅かれるかはっきり理解することなんですよね。

対応の良さが重要になってくるアイドル側


接触系のイベントが多くなるにつれてアイドル側も頑張るところが変わってきています。

前は可愛い、歌、ダンス、テレビや雑誌での対応あたりが評価されるポイントでしたが、今は「ヲタ個人個人に対しどのように愛想よく対応できるか」が重要になってきています。

つまりこれは握手会の時に「見えてましたよー!」とか「久しぶりですね!」みたいなことを如何に言えるかに繋がってくるわけです。言われた側としては少なくとも悪い気はしないでしょう。

これらによって起こってくる問題があります。 ヲタ内の格差です。握手会で前の人は「見えてましたよー!」と言われているのに自分が言われなかったらとても残念な?悲しい?悔しい?感情になるのではないでしょうか。前者のヲタは強く後者は弱いみたいな表現でしょうか。

自分以外の握手状況なんてほぼ見えないものですが主にTwitterで行われる「レポ」というものがやっかいです。握手会での会話を文章に起こしSNSに投稿する行為です。そこでいわゆる「お強い」レポが上がってくると自分との格差を感じ萎えてしまうヲタもいるのが事実でしょう。真偽が確認できないためいくらでも誇張、虚偽が可能なのですが。。

これによってアイドル本人は自分をどう高めるか、会場にいるファンを如何に楽しませるかという観点からヲタ個人個人に対しどのように対応できるかというすごく小さい目的で活動してしまう危険性があります。

ヲタの誇張、虚偽によって印象が悪くなるメンバーもいるでしょうし、いつも参加するヲタ=おまいつが優遇されているような環境が出来上がってしまいます。

上記のようなリスクがあることを意識しながら自分の立ち位置を見極めるのがヲタとして特におまいつヲタの場合は求められるのではないでしょうか。

第三回へ
【第一回】アイドルヲタをやる理由、何が目的なのか
【第二回】歌・ダンスから握手・会話へ。変わってきたアイドルのサービス
【第三回】新規ヲタが陥りやすい感覚。それほんとマヌケですよ。